おすそわけについて

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なかなか読めないこの地名は「おぢか」と読みます。長崎県佐世保港から海上を西に約60キロ、およそ3時間の船旅でたどりつく五島列島の北端にある小さな島です。
豊富な海の幸はもちろん、なだらかな地形に恵まれ、稲作をはじめ様々な作物を作ることができる豊かな風土をもっています。太古の昔から、島民たちは日々の暮らしを大切に自給自足中心の生活と、受け継がれてきた漁業や農業を守り自然を敬いながら、丁寧に暮らしています。

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島の暮らしには「おすそわけ」という文化があります。でも、ここでの「おすそわけ」は「余りものを分ける」というのとは少し違います。例えば、漁師さんがその時季一番おいしい魚が獲れると、それを農家のお家に「おすそわけ」します。同じように、農家さんは畑で採れた旬の野菜を漁師のお家に「おすそわけ」します。つまり、お互いの「うれしい!」っていう気持ちを分け合うことなのです。

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「小さな島のおすそわけ」は、島の人たちが大切に作った美味しいものたちを紹介するためにスタートをきりました。このサイトを通じて「おいしい!」や「うれしい!」を一緒に感じることができれば幸いです。まだまだひよっこの小さなサイトですが、皆さんに島の「おいしい!」や「うれしい!」をお届けできるよう、すくすくと育っていければと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
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